たとえば、朝起きる、ニュースをチェックする、シャワーを浴びる、コーヒーをいれる、出勤する、朝ごはんを食べる、メールに返信する、ミーティングに出る、古い友人とランチをする、プロジェクトに取り組む、帰宅する、子どもを野球の試合に連れていく、晩ごはんを買う、それを食べる、好きな番組を見る、寝支度をする、横になって気候変動のことを考える、眠りに落ちる……といった具合です。
- まずは、「次の日にやること」をすべて書き出します。
- 翌日のタスクを網羅したリストができあがったら、各タスクにかかるであろう(あるいは、かけるべき)時間を書き留めます。
- それが終わったらタイムボックスに紙を使う場合は紙を用意し、ソフトウェアを使う場合はそれを開きます。そして、先ほど割り当てた時間に合わせてすべてのタスクをそこに書き込んでいきます。
- 自分が1日の時間をどのように振り分けているのか見やすくしたければ、違う色を使ってタスクを分類しましょう。たとえば、身支度や入浴はブルー、仕事は黄色、食事はグリーンというように色分けします。
作成したタイムボックスをこなすコツは、すべてのボックスをミーティングの予定と同等に扱い、あとから変更しないことだそうです。いったん組んだ予定はいじり回さず、そこに書かれたスケジュールを遵守します。事前に計画したミーティングやイベントというものは、何かが起きてスケジュールが狂うことも多いですが、それが(会議の予定さえ変更するほどの)重大事でないかぎり、タイムボックスのスケジュールをしっかりと守りましょう。