「membrane = 膜」という名前の通り、薄膜印刷(ハクマク)を使用したシートスイッチをメンブレンスイッチと呼びます。接点を持つシートが上下にあり、その間を穴が空いたスペーサで繋ぎます。

メンブレンスイッチに加えて、ラバードームもしくはラバーカップというゴム製の部品を採用することでストロークと押下感を作り出しています。
ノートパソコンなどの薄型キーボードでストロークが小さくなった場合は、支えが弱くなりキートップのガタツキや引っ掛かりが発生することもあります。
接点にはメンブレンスイッチ、キーを元の位置に戻す機構にはラバードームを採用している点は先ほどと同様です。キートップのグラつきを防ぎ安定した押下を実現するために支持構造としてX 形のパンタグラフを追加しました。



こっちの沼は深いぞ、自作キーボード組み立て入門 左右分離型の「Corne Cherry」で各工程を解説
一口にメカニカルスイッチと言っても軸の種類が様々あり、それぞれ打鍵感や打鍵音は多種多様です。
という言葉どおりの方式です。静電容量(主にコンデンサで使われる電気エネルギーの貯蓄容量)
+
無接点(物理接点を持たない


静電容量無接点方式では、ON ポイントと OFF ポイント間に隙間をもたせることで、ON→OFF、OFF→ON に変わる際のチャタリングを防止できます。チャタリング
可動接点などが接触状態になる際に、微細な非常に速い機械的振動を起こす現象のことである。 原義は、そのような振動により音を立てる(英: chatter)という意味から。