→ 「なぜ誰もやらない」と言うな、あなたもその一人だhttps://note.com/mnbtauchi/n/n38a8897279fc
お金ではなく働く人々が社会を支えているという当たり前の話なのだ。ところが、現在の僕たちは、お金を支払えば問題が解決すると考える。お金自体に万能の力があるかのように感じている。これは、個人だけの話ではない。国レベルでも同じだ。
たとえば、日本の財政問題。政府の借金は1000兆円を超えたが日本は破綻していない。これまでも日本は破綻していないから借金を増やしても大丈夫だとか、これ以上はまずいという議論がいまだに行われている。これは馬鹿げた議論だ。
これまで日本が借金しても大丈夫だったのは、問題を解決してくれる人々が日本の中にいたからだ。使ったお金が海外に流れずに国内に残ってきた。しかし、日本の中で解決できる人が少なくなると、国は立ちゆかなくなる。お金を払って外国の人たちに助けを求めるようになり、お金は外に流れていく。円安になって、海外から必要なものを買えなくなり、生活が苦しくなる。まさに今の日本の状況だ。
一人ひとりが社会の一員だ
社会は与えられるものではないし、自分とは関係ないところで作られるものではない。自分もまた社会の一員であり、自分が社会を形作っている。テレビでもSNSでも社会への不平不満をいう声は多い。しかし、不平や不満だけをいうのは簡単だ。自分がどうやって社会を改善できるのかを考えてほしいと伝えた。