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巨人の肩に乗る
車輪の再発明を避ける 既存の解決策で間に合う場合は多い。
巨人の肩の上に乗ることで、時間が節約でき、枯れた技術で問題解決ができる。

ここにいう「巨人」とは先人の積み重ねた発見/知見であり、「その上に立つ」とは、そうした蓄積された発見/知見を前提にして、自らの知的探求を行うことを意味している。
実際、人類がこれまでに挑んできた問題と解決策の蓄積は膨大である。

読書猿. 問題解決大全 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1410-1418). Kindle 版.

図書館は枯れた問題解決の宝庫 調査についてのマタイ効果

貧困層や高齢者や収監者といった社会的弱者がどのように情報を取得し利用するかを長年研究したチャットマンは、彼らが「自分の助けになる情報源は存在しない」という感覚を持ち続けることに気づいた。
読書猿. 問題解決大全 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1442-1444). Kindle 版.

  • これにより、調査をする人は益々調査をして情報を得て巨人の肩の上に乗るのに対し、調査をしない人はずっと情報を得ないままになる。
  • 読書をするほど、読書欲が高まるし、本同士の関連が見つかって記憶が強化される。
    • 割と大事なことは、多くの本に共通項目として書かれている
  • 巨人の肩の上に乗ることを、承認欲求やマウントを取ることに使わないことは大事
    • 俺は有名人と知り合いだ、友達だ
    • 超大作ゲームの開発に携わっている!(メインメンバーでもなく、ヒットに関わらないことしかやってないにも関わらず)
    • 大企業で働いているぞ!
    • こんなにいっぱい本を読みました!
      • 読んで得たことが大事。読んだ事実だけはそんなに重要ではない。
  • こういう承認欲求やマウントは、自分が思ったよりも良い効果は得られない
    • 自尊心だけは満たされる。他より自分は偉いという。
    • 相対的に、周りの自尊心が傷つけられるので、ヘイトを買う。
    • とはいえ本能でやってしまいがちなので、メタ認知を鍛える必要がある
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