logo
/
iPad+ThinkPadをSurfaceに統合
2025-03-12
ブログ (個人用:詳細は 2025-03-06 ノートPC購入検討に記載)

感想

👜Surface Pro 10 ブラックに記述
※あとはグダグダとログを残しているだけなので上記ノートだけ見ればOK

経緯

👜Thinkpad X1 Carbon 7th(中古)がバッテリー持ちがかなり悪いので、外作業として使うにはかなり厳しい(外の電源がある場所という意味ならOKだが...)。自宅のサブ機としては、負荷の高い作業の必要のないWindows機があるのは普通に助かっている。 👜Thinkpad X1 Carbon 7th(中古)より前に👜iPad Air 4th 11インチ スペースグレーをサブ機として所持していた。しかし、私のライフスタイルだと殆ど使わなかった。たまに思い出したように動画を見たり電子書籍を読んだり、アプリを探してみたりしたが結局すぐに使わなくなってしまった。スマホもあまり使わない根っからのPC人間なので、タブレットを所有しようとしたのが間違いだったのだろう。 上記2つの端末の問題を解消するために、2つを手放して新しくノートPCを購入することにした。最初はiPadを残してiPad + ノートパソコンにしようと思っていが、色々と紆余曲折を経て👜Surface Pro 4以来の2in1 PCを試してみるという結論になった。

選定

MacBook

2025-03-05にM4のMacBookがシリーズに並んだ。私が求めるスペックとしてはM3どころかM1でも問題がなさそうなので、M4が発売されたところでどうど言うことはないのだが、選択肢の一つとしては非常に有力。ラインナップを眺めるとメモリ8GBの選択肢がなかった。2025年にもなればそれが当たり前で良いと思う。 整備品や中古市場でM3を購入するのもありなのだが、中古市場はUS配列の供給が著しく少ないので買うなら正規で買ったほうがストレス少ないと思う。正規ルートで英語配列を用意してくれるありがたさよ...
これからもUSキーボードという枷を抱えていくのか(ノートPCを眺めながら)
持ち運びするなら15インチは厳しい
  • 15インチ: 1.51kg 幅34.04
  • 13インチ: 1.24kg 幅30.31
  • 14インチ(Pro):1.60kg 幅31.26
    このくらいの差ならええやん、と思うかもしれないけど結構厳しい。👜Thinkpad X1 Carbon 7th(中古)が「1.08kg 幅32.28cm」なので、重量がかなり違う(というかthinkpadめちゃ軽いな 確かに持ち運びのストレスはない)
ガワはMacbookがいいけど、中身はWindowsが良い(昔はAppleにかぶれていた時期もあったが今はWindows派)。性能・電池持ち・ビルドクオリティはMacが上で、中身の使いやすさはMacが下(Windowsが上とは言っていない)。リセールバリューの安定感も魅力の一つ。これがあるから初期の価格が高くても割と躊躇なく買うことができる。

CPUを比べる

CPUを始めとした情報を全然追っていなくて現状が全くわからないので少しまとめる
項目Intel Core UltraAMD Ryzen
シングルコア性能やや高い(Hモデル)競争力があるがIntelに若干劣る
マルチコア性能同クラスならほぼ互角コア数が多いモデルは有利
省電力性効率的だが、負荷時の消費電力は高め低負荷時の消費電力が低い
内蔵GPU性能そこそこ(Arc)Radeon 780Mは高性能
AI処理 (NPU)あり (専用NPU搭載)なし(Ryzen AI搭載モデルのみあり)
今はIntelの方が上なのか?消費電力ではAMDか?価格はAMDの方がやや安いとのこと ゲーミング用途(デスクトップ)ならRyzenらしい。 ここに最近は「Snapdragon」が加わっている。電力効率の高さが魅力的(ArmなのでM系チップと同様に考えて良い?)。互換性が非常にクリティカルな問題。Macはある程度足並みを揃えて移行できた(Intelをオミットしたので移行するしか無かったとも言える)が、WindowsはまだまだIntelとAMDが多いので移行が中途半端 IntelでもUモデルは電力効率、Hモデルは性能が高い。Core Ultraシリーズ2(xxxVモデル?)はSnapdragonより電力効率が良いという情報もある。ちなみにCore Ultraは名前がすごそうなだけでNPUが入ってるか否かの違いでしか無い。その分GPUに割いてくれないですかね...(MicrosoftはCopilot PC(AI PC)というバズワードを使うな

安価で軽いWindowsノート

👜WindowsデスクトップPC 2020-v0が家に母艦としてあるので、持ち運び用は「軽さ・安さ・バッテリ持ち」を重視するのはありだと思う。しかし、これからもUSキーボードという枷を抱えていくのか(ノートPCを眺めながら)問題があって選択肢が非常に少なかった。個人輸入をするのもありだが、できれば正規ルートで購入をしたい。該当ノートにも書いたが、海外展開をしているメーカーは少し高くなってもいいので正規ルートで英語配列を日本でも販売してほしい...
  • HP PavilionAero → そもそも買えない&やや欠点がある
    • 安価で13インチが297mm 990gと軽い
    • 13.3インチなので14インチに慣れているとやや小さい 16:10なのは嬉しい
    • 英語配列が日本から買えない
    • 英語サイトを覗いでみると、割とアプグレードしても$759.99(112,322.34 円)で「AMD Ryzen™ 7 8840U、13.3(1920 1200)、512GB」が買える(割引)
      • → しかし日本には配送できない
    • バッテリーが43,544 mWh(45Wh)なので一般的なノートの0.6~0.7倍程しか無い
      • これが価格と重量を作っている要因っぽい
    • 電源兼用のUSB-Cポートが右側面にしかない
      • これは致命的かもしれない
  • Lenovo
    • IdeapadもThinkpadも16:10
    • Ideapad
      • ローエンド?確かに廉価版っぽい 360度ヒンジがあるのは少し良いかも
      • 排熱性能が低い?となるとやや厳しい
    • Thinkpad
      • カスタマイズモデルなら正規ルートで英語配列が買える & キーボードクオリティへの信頼があるので最有力候補
      • トラックパッドに物理クリックボタンがあるのも地味だけど好きなポイント
      • モデルががいっぱいあるが、見比べると別にLでも高いのもあるしよくわからん。もう少し絞り込んでみるとどれも結局カスタマイズして似たスペックにすると似た値段になる(LはUシリーズCPUしか選べないなど、上位を選べるかどうかの違い?)
        • X: 持ち運び前提(軽量化) 、T: スタンダード、P: ワークステーション、L: ローエンド、E: コスパ
        • X9:Thinkpadの名は関しているがトラックポインタや物理クリックを排除し、デザインもMacに寄せた全く別物。Core Ultra 2が乗るのも魅力的。
    • Yoga 7 2in1 Gen 9 14型(AMD)
  • 富士通 LifeBook 英語配列さえあればこれを選んでいたかもしれない
    • LIFEBOOK UH / Note U 圧倒的に軽い(700g~
    • Note C 13.3 1187g~ 割と見た目良い?
    • どちらも見た目の良さと軽さがあって魅力的だが、英語配列が無いのとわりと価格が高いのが厳しい
    • 某情報系F社にまだ勤めていたら頑張って潜り込んで英語配列を生産させていた(無理
  • LAVIE SOL 家電量販で見かけた 見た目悪くないが英語キーはなさそう
    • そうでなくてもZ世代向けとか言うクソ触れ込みなので無し
  • LG gram
    • お高いが1kgでバッテリーも多い(72Wh)
    • 現行モデルは2in1だけ英語キーボードオンリーで他は日本語オンリー
    • 1モデル前だと15?インチだけ英語オンリーなど、方向性がよくわからない
  • Dell 上位モデル(お高め)しか英語版がない

一旦最終候補

  1. ThinkPad T14 Gen5 / 178000円
    • 1.32kg 315.9x223.7x17.7、AMD 8840U、32GB、256GB、52.5Wh
  2. LG gram 2in1 14T90S-MA55J / 173800円
    • 1.25kg 314×219.5×16.75、125H、16GB固定、512GB、72Wh
  • バッテリー:効率はT14で容量はLGなのでトントンくらい LG Gramの容量が異常に多い
  • インターフェース:T14の方がかなり上だが、HTML、nanoSIM、カードシーダーがいるかと言われると微妙
    • usb3.2はT14が両側1個、LGが右側1こでしかも展開式
    • usb4 type-Cはどちらも左に2個
    • μSDがLGにはある
  • LGの使用レビューが全然ない まあ2in1って下火だしね...(一体型は2in1ではなくコンバーチブルと言うらしい
  • T14はDIMMメモリで換装前提?公式が動画出してる 
    • 剥がさなくてもメモリに直にアクセスできそうなのは強い
    • メモリ16GB単体で9000円、8GBから16GBにするのに1.5万円、16から32にするのに2.8万だから、8Gを頼んで16を2枚買ったほうが安い
      • いや?アップグレード分にも割引が44%かかるので、32にしても実際は24200しか上がらない(6千差) この程度ならリスク考えて最初から選んだほうが良い
しかしどちらも決定打に掛けている
  • ThinkPad
    • 薄々わかっていて目を逸らしてたけど、ThinkPadのデザインがあまり好きではないということにも気がついた。どうも安っぽいと言うか黒すぎると言うか トラックポインタも使わ(え)ない(改めて触ってみたが慣性が気持ち悪くなってきた)。あの赤のせいで余計ダサくなってる気もする。
  • LG Gram 2in1
    • 「US配列をデフォルトで選べる」 という消極的な理由しかない
    • コンバーチブルな2in1も、回転させたときに画面の裏側がキーボードになるのが気持ち悪かった記憶があり、いまいち乗り気になれない
後悔しないのはThinkpadだとおもう。2in1を紹介している人で2in1を使いこなしている人一人もいない。大抵紹介のときに下手な絵を書いて終わり。

日本語キーボードに再移行しようかとも考えた

これからもUSキーボードという枷を抱えていくのか(ノートPCを眺めながら)
Windows固有の何かが必要じゃなければなければMacを買ったほうが賢いのかもしれない(Windows on Macはありえない)

目的を整理

まだ2in1を選ぶ気持ちは低かった。結局何が目的で購入しようとしているのかわからなくなってきて、購入することが目的になっているようにも感じていた。PCを買うというタスクが生えてきたからそれに時間を消費してなんとなく満足感を得て、結局買っても何もしないいつものパターンなようにも思えた。 しかし色々気持ちを整理してみると、「iPadを手放したい」ということが目的の一つにあることがわかった。iPadを手放すためだけに一度2in1を防波堤として購入して、タブレット用途が不要ならば次は完全にノートパソコンに移行すれば良い。もしくは完全に資料閲覧用途に安いタブレットを再度購入すれば良い。 ユースケースとして重い作業は母艦機でやれば良いので性能もそこまで重要ではないことが改めてわかった(もちろん高い方が良いのは確かだが)。

Surfaceという選択肢

👜Surface Pro 4を購入して数ヶ月で👜MacBook 12(2017) スペースグレー US配列に移行した思い出があるので、タイプカバー式2in1は端から選択肢になかった。しかし目的を整理する中で、思ったよりタブレットへの未練があることもわかったし、性能も追い求めすぎなくて良いことがわかったので候補の最前線に躍り出てきた。
  • タブレット型Windowsとしては最高峰
  • USキーカバー選べる(買わなくても良い)
  • パフォーマンスもそこそこ出る

排熱問題

アクセサリ問題

キーボード・マウス
(買わなくても良い)と書いたが、そうはいっても常にHHKBとマウスを持ち運ぶのは流石に重い。Surface+HHKBで運用している人もあまり見当たらない(HHKBユーザーとSurfaceユーザーが被らない感じはなんとなく納得できる)
  • HHKB Hybrid 550(電池なし) マウス100g以下 → 700弱 + surface proが895g = 合計1.6kg
  • 純正のSignatureキーボードも281g = 合計1.2kg
持ち運び用に安い薄型のタッチパッド付きキーボードを買うのもなしではないかもしれないが、イライラの方が大きそう。 → 一旦「HHKB + マウス + Surface単体」で運用してみて使いにくかったらタイプカバーキーボードを買うことにした
ペン
ペンはいらない。保険に適当なサードパーティを買っておけば良い気がする。純正が必要な場面は無い。

SnapDragon CPU問題

現行モデル(11)の個人向けはSnapDragonしか存在しない。調べれば調べるほど互換性の問題が浮き彫りになってきた。NPUもMicrosoftはCopilot PC(AI PC)というバズワードを使うなにも書いた通り、どうせここ数年はローカルAIなんてまともなユースケースが無いんだから、そんなもの積むくらいなら少しでも排熱性能高めるとかしてほしかった。法人向けのIntelも2025-01に発売されたが、価格帯が一段あがる。 → 10のCore Ultraモデルを購入することにした

インターフェース問題

USB Type-Cが2個+Surface Connect(充電専用)しか存在しない。Type-Cでも充電できるとのことだが、それならsurface connectを廃止してType-Cをもう1個増やしてほしかった。今どき専用ACアダプタとか持ち運びたくない。 → 純正ではないが、Type-C to Surface Connectケーブル(アダプタではない)を購入することにした

画面保護問題

手前側に倒して画面割れちゃうと修理で数万飛ぶんよなというレビューを見かけた。確かにタブレットはあまり立てて置くことはないし、ノートは倒れないので、Surfaceを始めとする2in1特有の問題かもしれない。 → 保護フィルムを貼るとタッチ操作に影響が出るのでできれば貼りたくない(👜iPad Air 4th 11インチ スペースグレーも張っていなかった)が、今回は貼ることにした。

と、言うわけで

冒頭にも書いた通り👜Surface Pro 10 ブラックを購入した。これが良い選択なのか悪い選択なのかはわからない。しかし、少なくともあまり使っていなかった👜iPad Air 4th 11インチ スペースグレーを手放すきっかけになったので、少なくとも最悪の選択ではなかったと思う。