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概念の理解
2025-02-03

効果・効率を意識した大量のインプット

最も初歩の段階だが、一番つらいプロセス
まずはその分野全体の概要や基礎知識、用語がわかるレベルを目指すために、とにかく情報を収集し、インプットする
基礎知識のインプットは
質より量
  • 理由
    • 良質見解、悪質見解の目利きができるようになる
    • 共通見解、相違見解を知ることができる
    • 情報を多角的に仕入れることでインプットの偏りを防ぐことができる
    • 情報を比較することで選択理由を出せるようになる
  • リスキリングという観点では一つのテーマに対して10~20冊を目安にする
    • 最初は概要理解の入門書から始めてもよいが、入門レベルを多く読むのではなく、難解で歯ごたえのあるものにも目を通す
膨大な情報に翻弄されないこと
最初に全体像をしっかりと把握して計画的にインプットする(居場所を見失わないように、学びの3つの攻略地図を利用する)

媒体別

多読スキルで学びの撮れ高を上げる

  • サーチ読みで一日に数冊読む
    • 学習のための読書なら読まずに「眺める」と割り切っても良い
      • じっくり全部読まずに、目当てのキーワードや使える箇所を拾っていく
      • 「何を知りたいか」という目的を決めてそれをサーチする感覚で眺めて、見つかったら書き出したりマークする
    • 一字一句逃すまいと熟読・頭から通読する、では時間がいくらあっても足りない
      • 読破が目的ではなく、知識をみにつけることが目的
    • 多読していくうちにキーワードがだんだん浮かび上がって来る
    • いつでも自分のデータベースとして参照できるように印を付けておく
  • パレレル読み
    • 同時並行で読むと、本Aと本Bで述べられていたことが関連付けられたり、片方ではわからなかったことがわかったりする
    • また、1冊目で書いてあったことは2冊目以降は飛ばすことが出来、差分を読んでいけばよいのでスピードが高まる
  • 概要を理解したい難解な教養本などなオーディオブックがおすすめ
    • サーチ読みやパラレル読みがし辛いものを、今はすぐに役に立たないかもしれないが、ながらインプットをしてとりあえず聞いておく
    • 目が疲れないのも強い

インターネットとの向き合い方

  • 書籍の多読と同じく、少なくとも10サイトくらいには目を通す
  • 書籍化されていない最新情報や変化が速い領域を学ぶには役立つ
  • PV目的のものに時間を取られないように

研修・セミナー

  • ただ受けるだけでは何も身につかない
    • 修了後にどういう状態になっているかを決める
      • 〇〇の解決の目処が立っている状態
      • 〇〇に取り組む目安が出来ている状態
      • 〇〇の概要を掴み、次に学ぶことが分かる状態
    • 「〇〇を習得する・理解する」が目的では学んだけど使えないという撮れ高の低い状態になる
    • 「このスキルはこう使おう」という紐づけができると撮れ高も高くなる
      • 目指す姿や解決したい課題があれば、そのための思考スイッチが入る
  • 研修・セミナーでは必ず質問をする
    • 自分が目指す状態を明確にした上でそれを解決するための質問、自分の経験や知識とは違う部分を解消するための質問、次にどう動くべきかを聞く質問など
    • ※時間の無駄に過ぎない質問では意味がない
      • 「〇〇ってなんですか?」ではなく、「〇〇について私はこう考えるのですが、こういう疑問があります。これについてどう思いますか?」という(あわよくば講師の学びにつながるような)「設問」を投げかけるべき
    • そのためには、書籍などで知識の土台を構築し、自分の中で仮説をたてて置かなければいけない
  • 講師の目線が来るところに座る、オンラインでもリアクションボタンを押したり意識的に頷く、など体で学習体制を示し、緊張感や集中力を保つことも重要