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物語、演出

全ての事柄は、できる限り間接的な発言の形で語られなければならない

  • 演劇入門(平田オリザ)
  • 状況説明や個人の心情をそのまま本人が説明してしまう台詞に出うと「説明的」と感じてしまう
    • 外部の登場人物をうまく設定する
      • 外部の人々は内部の人々に関して持つ情報量に差が無いといけない
        • 人は、お互いが既に知っている事柄については話さない
          • 話すのはお互いがお互いの情報を交換するためのもの
        • 差がない場合、「説明的なセリフ」が頻発する原因になる
  • 例:祖母がどんな教師であったか
    • 祖母の口から語らせてはならない
    • 祖母の過去を知っている最後の教え子と、現在の祖父母のことをよく知っている孫とで話させるべき

ヒッチコックの映画術

爆発をサプライズにするか、日常を際立たせるものにするか
  • いきなり爆発するとそれはサプライズになるが、それだけの事象に収まる
  • 爆発(話の頂点)が起きることを知らされた上では、その前の日常風景はサスペンスが生まれる

物語はなんらかの”動きのある場面”から始める。