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「あったらいいな」は「なくてもいいよね」と表裏一体
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売れるのは砂漠のど真ん中の水くらい「これを探してた…!」というペインを解決する存在。強いペインの解消ニーズは想像以上に強固。ましてや砂漠で得られる水なんて、南アルプス産だろうがのその辺の水道の水だろうが価値は大きく変わらない。ペインの解消幅=価値であり価格とも捉えることができる。
ワクワク文脈でも売れるモノはある。1つはワクワクをうたいつつ別の必要性や文脈が隠れてるもの。高級マンションとか車とかヨットとか。それぞれ様々なメリットが隠れてる。もう1つは冷静な思考を奪われるくらいのワクワク、言い換えれば「ハァハァ…」みたいなレベルのもの。ジャニーズ関連とか。
ありたき世界に向けてワクワクを描くというのはとても素敵なのですが、現実は引くほど売れない商品であふれかえっている。これをきちんと価値にまで加工しきって、しっかり利益を上げることまでが仕事。これは経営者に限らず、上市(世に出す)する上で関わる人全員の責任。
みんなが簡単に思うようなアイデアのものは商品化されてるか、本当は大して要らないもの、ってパターンは多いよね
未知の市場ですとか言ってワクワクを上手にプレゼンして投資家のお金を集める仕事があって、その方が明らかに羽振りがいい時代があったし、その種の人をヨイショしておこぼれをもらうのが効率的だったのはたしかにある