人生の電車からは降りない方が良い

「レールに乗った人生」という表現が良く使われるが、私は人生は電車の乗り降りだと思う。

どの電車に乗っても一般人だったらそんなに変わらない。

電車の速度に差はあるけれど、急がなければそんなものは無視しても問題はないだろう。

自分の能力に不安があっても自信があっても大抵は順当に次の駅にたどり着くことができる。

タイミングが良ければ別の電車に乗り換えてもよいし、次の電車が来るまで町を探索してもよい。

ただし、走っている最中に不用意に電車から降りたら追いつくのは容易ではない。

自力で駅までたどり着いたころには、とっくに電車は発車していてもうどうしようもない。

私はこれをわかっておらず電車を降りてしまった。

もうだめかもしれない。

...これはポエムです。

数年後笑って見返す状態になれていることを祈りたい。